妊婦の仰向け寝は危険?胎児への影響は?おすすめの寝方やグッズをご紹介

投稿日:2016年6月8日 更新日:

妊娠も5~6か月を過ぎるとお腹も大きくなってきますよね。

いつも仰向けで寝ている方は、このままの姿勢で良いのか、赤ちゃんに問題はないのか、気になるところではないでしょうか。

なんとなく横向きで寝るのがよさそうだけれど、いつもと違う姿勢で寝るのはなかなか眠れないものです。管理人もそうでした・・。
うつ伏せ寝みたいに赤ちゃんをつぶすわけでもないし大丈夫だよね、と思っているあなた。実は仰向け寝のほうが危険なんですよ。

ここでは、仰向け寝が赤ちゃんに与える影響や、仰向けで寝ていた方にもおすすめの寝方やグッズをご紹介します。正しい姿勢で寝ると、赤ちゃんを守れるだけではなく、妊娠中の腰痛予防にも役立ちますよ。

妊婦の仰向け寝は危険?赤ちゃんへの影響は?

結論から言うと、妊娠初期(20週頃まで)であれば胎児もまだ小さく羊水で守られていますので、仰向けでも横向きでもうつ伏せでも大丈夫です。

ただ、20週目を過ぎた頃からは、赤ちゃんも大きくなりお腹も出てくるようになります。
うつ伏せ寝の場合は、ここでママ自体が苦しくなってやめてしまうのですが、注意したいのは仰向け寝。

仰向けの場合は胎児が上だから大丈夫だろう、と、ママが仰向けで寝続けることが多いのですが、大きくなった子宮はママの身体(血管)を圧迫します。
そうすると、血流が悪くなり母体は低血圧やめまいを起こし、酷いときは気絶することもあります。
これは、仰臥位(ぎょうがいい)低血圧症候群といい、発生すると母体だけでなく、胎児に行く血流や酸素も少なくなるため、胎児が危険な状態に陥ります。

いつもの寝方を変えるのは難しいでしょうが、赤ちゃんのためにも、お腹が大きくなりはじめたら寝る体勢を変えましょう。

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仰向けで寝ていたママにおすすめの体勢は?

まだお腹もそこまで大きくないのでどうしても仰向けで寝たい、という場合は、上体を少し(30度くらい)起こして寝るか、右腰の下にクッションやタオルなどをひいて、少し左側が下になるよう傾斜をつけてあげると、少し血流を良くすることはできます。

ただ、お腹が大きくなる妊娠後期は、左側を下にした横向きで寝ましょう。

仰向けだった方が横向きで寝るのは最初苦しいかもしれませんが、「シムスの体位」は足にクッションなどを挟んだりして横向きになるので、すんなり横向きになれます。
動画を参考に、やってみてくださいね。

妊婦が寝る際のおすすめグッズは?

「シムスの体位」をとる際には、家にあるクッションや枕を使えば良いのですが、抱き枕を使うとより気持ちよく横向き姿勢をとることができます。

仰向け寝だから買っても後で使わないわ~という場合は、出産後授乳クッションとして使えるタイプがおすすめです。

月の形をしたタイプ
http://item.rakuten.co.jp/nicebaby/h6363/

長方形に近いタイプ
http://item.rakuten.co.jp/cocodesica/4200_7/

管理人は妊娠中両方買いました^^;
私の場合、寝る際には月の形をしたタイプのほうが良かったのですが、授乳の際は角度がついて安定しなかったため、長方形に近いタイプのほうが使いやすかったですね。

授乳クッションは別で買うのでその機能はいらない、というのであれば、寝具コーナーでいろいろ試してください。1,000円台~数万円台まで、色々な抱き枕があります。

お店が近くにある場合は、実際にモノを見て触ってみたほうが良いですよ。

まとめ

いつもの寝方を変えるのはちょっと難しいですが、自分と赤ちゃんの安全のためにも頑張りましょう!
もし、何かしらの理由で、医師から寝方について指示がある場合はその指示に従ってくださいね。

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