今や生活に欠かせないSuicaですが、モバイルSuicaなどに移行してカード型のsuicaはもう使わない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
チャージは券売機でもどこでも可能ですが、解約に関しては券売機でも出来るのか?窓口でないとだめなのか?身分証など何か必要なものがあるのか?手数料がいるのか?分からないことが多いですよね。
また、残金が残っていた場合、解約時に全額返金してもらえるのかも気になります。
今回はカード型のSuicaの解約はどこで行えるのか?必要なものはあるのか?解約手数料はいくらか?また、解約前に残金は使い切っておく必要があるのか?まとめました。
参考になれば幸いです。
目次
カード型suicaの解約はどこで出来る?必要な書類は?
カード型Suicaの解約が行える場所
Suicaの解約(払い戻し)ができる場所は、JR東日本エリア内の「みどりの窓口」のみとなっています。
普通の改札の窓口などでは残念ながら手続きできないんですね。
カード型Suicaの解約を行うのに必要な書類は?
まず、一口にカード型Suicaといっても、実は色々種類があるんです。
大きく「無記名Suica」と「記名Suica」に分かれ、記名Suicaの場合のみ、解約時に身分証明書(※)が必要です。
無記名Suica(身分証明書不要)
カードに名前も何も書かれていないSuica
記名Suica(身分証明書必要)
定期券Suica、My Suicaなど、カードに自分の名前が書かれたSuica
※「身分証明書」・・免許証、保険証、マイナンバーカード、住民票、パスポートなどの公的証明書
カード型suicaの解約時に残高がある場合は使い切らないとだめ?解約手数料は?デポジット金は?
普段Suicaの残高を0にするってことはなかなかないので、解約する際にまだ残高が残っている場合は使い切らないとだめなのかどうかも、気になりますよね。
実は、残金は使い切っておいたほうがお得です。
というのも、定期券やチャージの残高が220円以上残っているかどうかによって、解約手数料が変わってくるからなんです。
定期券やチャージ残高が220円以上残っている場合
例えば、チャージ残高が1000円残っていた場合は
残高1,000円 – 解約手数料220円 = 780円
それに、カード発行時に入金したデポジット金500円を加えた 1,280円 が返金額になります。
定期券やチャージ残高が1円以上219円以下の場合
残高が1円以上219円以下の場合は、残高そのものが解約手数料となります。
そのため、例えばチャージ残高が150円残っていた場合は
残高150円 – 解約手数料150円 = 0円
なので、返金額はデポジット金の500円になります。
定期券やチャージの残高が0円の場合
カードの残金0円の場合は、解約手数料も0円になります。
なので、こちらも返金額はデポジット金の500円になります。
デポジット金から解約手数料を引かれることはなく、カードに残金が残っている場合のみ解約手数料を引かれるという不思議な仕組みですが・・・
残金を0円にしておけば解約手数料は不要になりますので、チャージ金は使い切っておくほうがお得ですね。
電車に乗る際だけでなく、コンビニなどでも使い切ることは出来ますよ(足りない分のみ現金で払います、というと対応して頂けます)。
残金がどれだけあるか分からないという場合は、コンビニなどのお店で使えばレシートに残高が表示されますし、駅の券売機でも残高チェック出来ます。
まとめ
カード型Suicaは解約場所が限られているので解約せずそのまま持ち続けている方もいらっしゃいますが、デポジット金は必ず戻るので、大きな駅に行く際にでも解約しておくと良いですよ。
結構そのままにしておくとなくしてしまうので・・(私のことですが(笑))。
今回の記事が参考になれば幸いです!
他、代理人でも解約できるの?ということを確認されたい方はこちらの記事もご覧ください
「suicaの解約は代理人でも可能?委任状など必要な書類は?」