端午の節句に飾っていた鯉のぼり。
さあ片付けよう!と思ったら、結構汚れていてどうしよう・・?と思った方もいるのではないでしょうか。
外に出していた鯉のぼりは、毎日取り込んでいたとしてもかなり汚れています。
やわらかい布で拭いたりするのも良いのですが、大きさ的にかなり手間ですよね。
出来れば丸洗いしたいところです。
今回は、鯉のぼりをしまう際には洗濯したほうが良いのか、そもそも洗濯可能なのか?洗えるとしたら洗濯機は使えるのか?クリーニングのほうが良いのか?など、鯉のぼりのお手入れで気になる点をまとめました。
保管方法についてもまとめましたので、参考になれば幸いです。
目次
鯉のぼりを片付ける際には洗濯したほうが良い?
外に飾っていた鯉のぼりはほこりや排気ガスなどで結構汚れていますので、そのまま保管するのはあまりおすすめできません。
出来ればお洗濯してから、保管するのをおすすめします。
最近の鯉のぼりは素材がナイロンやポリエステルで出来ているものが多いので、お洗濯できるものがほとんどですよ。
念のため、洗う前に素材を確認しましょうね。
鯉のぼりの洗濯方法は?洗濯機は使う?
鯉のぼりの洗濯で洗濯機を使うと、鯉のぼりについている金具が破損したり、生地が痛んでしまうので、洗濯機は使わないようにします。
手洗いが基本です。
大きさにもよりますが、大きい鯉のぼりの場合は湯船を使うと楽に洗えますよ。
1.お風呂の浴槽にぬるま湯を入れて、中性洗剤を溶かす
漂白剤の入った洗剤は、生地を傷めるのでNGです。
デリケート生地用洗剤は中性洗剤が多いですが、必ず確かめてから使用しましょう。
2.しばらくつけ置きする
10~20分程度浸けおきします。
3.軽く押し洗い
軽~く押し洗いします(振り洗い位でOK)。
汚れがひどいところだけは軽く揉んでもOKですが、金箔やシールが貼ってあるところは揉んだり強く押さないようにしましょう。
4.すすぐ
一旦お湯を捨てて、ぬるま湯ですすぎます。
シャワーをかけてすすぐと簡単ですよ。
5.脱水する
洗濯機を使うと生地が傷みますので、ここでも洗濯機は使用しません。
水を切ったら、金箔やシール部分以外のところだけ軽く絞るか、タオルで水分をとりましょう。
6.干す
形を整えて、陰干しします。
日光に当てると色落ちの原因にもなりますので、直射日光が当たらず、通気性の良い場所に干すのがおすすめです。
鯉のぼりの洗濯はクリーニングのほうが良い?
家で洗濯するよりクリーニングのほうが良いのかな?と思ってしまいますが、クリーニングに出すと、金箔部分やシール部分がはがれてしまいますのでNGです。
どうしても丸洗いが気になる場合は、濡れ雑巾で鯉のぼりを綺麗に拭いた後、陰干ししましょう。
鯉のぼりの保管方法は?
保管前には、必ずしっかり全体が乾いていることを確認しましょう。
濡れたまま保管してしまうとカビの原因になります。
元々入っていた箱などに入れ、押入れの天袋部分など湿気の少ない場所に保管するのがおすすめですよ。
ナイロンやポリエステルであれば防虫剤は不要ですが、湿気取りは入れておいても良いですね。
まとめ
大きい鯉のぼりは洗濯も大変ですが、また来年綺麗な鯉のぼりを使うためにはしっかりお手入れしておくことが重要です。
年に1回のことなので、頑張って洗ってくださいね!
お子様の大事な鯉のぼり、いつまでもきれいなまま保管できますように^^
他、鯉のぼりや兜などに関する記事は以下にまとめています。ぜひご覧ください。
「端午の節句の記事」