リアルファーのお手入れって、皆様どうされていますか?
クリーニングに出すのも値段が高いので、ファーはそのまましまっている・・という方も多いのではないでしょうか。
でも特に首周りに使われているファーの場合、ファンデーションや汗で汚れてしまっている場合も多いですよね。
フェイクファーと違って洗えないのでは?と思われているラビットファーやフォックスなどのリアルファー。
確かに、基本的に水を使って洗うのはNGですが、洗うことも可能ではあるのです(自己責任にはなりますが・・)。
今回は、リアルファーの洗い方や乾かし方、またふわふわを継続・復活させるためのお手入れ方法についてまとめました。
参考になれば幸いです。
フェイクファーの洗濯についてはこちらをご覧くださいね^^
「フェイクファーの洗濯方法と乾かし方は?ふわふわを復活させる方法」
目次
リアルファーの洗濯方法は?注意点は?
リアルファーは毛が痛む可能性もあるので、基本的には水を使って洗濯はしないほうが良いです。
ただ、汚れでぺっちゃんこになったり、毛がまとまってしまったりすると、見た目があまりよろしくないですよね。
その場合は、洗濯をして復活させることも可能です。
ただし、基本的には洗えないリアルファーなので、以下の方法を試す場合は自己責任でお願いしますね。
高級なリアルファーの場合は、やはりクリーニング店に出すのがおすすめです。
また、ファーの根元に革がついているものは、洗濯で革が縮んでしまう可能性が高いので洗濯不可です。
また、ファーに何かしら加工がおこなわれている場合も、洗濯によって加工が取れてしまう場合があるので、避けたほうがいいですね。
リアルファーの洗濯方法
リアルファーの洗濯には、シャンプーとリンスを使います(リアルファーは人間の髪の毛と同じ成分のため)。
① 洋服ブラシまたはヘアブラシで汚れや絡まりを落とす(重要)
毛並みにそって洋服ブラシやヘアブラシをかけます。
毛をほぐしながら表面のほこりを落としましょう。
結構絡んでいる場合は、毛先から少しずつとかしてくださいね。
一気に絡まりを取ろうと根元からブラシをかけると毛が抜けてしまいます!
少しの潰れや汚れであれば、この工程だけでふわふわが復活することもあります^^
② 下洗いを行う
汚れがひどい場合は、一度洗面器にぬるま湯を入れ、ファーを入れて振り洗いします。
③ シャンプーで洗濯液を作る
ファーが余裕で入るくらいの洗面器にぬるま湯を入れ、シャンプーを入れよくかき混ぜます。
シャンプーの量は水2Lに真珠一粒程度でOKです。
あまり入れすぎるとすすぎが大変になりますので、注意しましょう。
④ 洗う
洗濯液の中にファーを入れて、優しく振り洗いします。
ぐちゃぐちゃかき回したり押したりすると毛が傷んでしまうので、優しくがポイントですよ。
汚れ過ぎている場合は、髪の毛を優しく洗う感じで、絡まらない程度に少し手を入れて洗ってもいいですね。
あまり長く洗いすぎないようにささっと済ませましょう。
⑤ すすぐ
汚れた水を捨て、一旦軽くファーを絞り、シャワーのぬるま湯を直接かけてすすぎます。
すすぎが終わったら、ファーをまた軽く絞ります。
⑥ リンスにつける
洗面器にぬるま湯とリンスを入れて、よくかき混ぜます。
リンスの量は、2Lに真珠一粒程度。
ファーを入れて全体がなじむように軽く振った後、2~3分そのままつけます。
⑦ すすぐ
リンスの水を捨てた後、ファーを軽く絞ります。
洗面器にぬるま湯を入れ、1~2分程度軽く振ってすすぎます。
こちらもシャワーのぬるま湯を直接かけてすすいでも良いですが、すすぎすぎないように注意してください。
⑧ 脱水
ファーを取り出し軽く絞った後、タオルに挟んで水気を切ります。
手で軽くぱんぱんとたたくようにして、水気を取るといいですよ。
リアルファーを洗濯した際の乾かし方は?
洗った後のファーは、かなりぺっちゃんこになるためちょっと心配になりますが、ちゃんと乾かせばふわふわに復活します。
① 自然乾燥
洗った後、ハンガーにつるしたりして、自然乾燥させます。
完全には乾かさないのがポイント。5割程度乾いたら次の手順に移ります。
② ドライヤーとブラシでブロー
自然乾燥で5割程度乾いたら、ドライヤーで乾かします。
ある程度乾いたら、毛の流れに沿ってブラッシングしながら乾かしてください。
そうすることで、毛先のまとまりや絡まりが防げで、綺麗に仕上がりますよ。
一か所に温風をあてすぎると毛が傷んでしまうので、温度が高くならないように注意しましょう。
リアルファーのふわふわを洗濯しないで復活させるお手入れ法は?
汚れたリアルファーをどうしても洗濯したくない場合、以下の方法でお手入れするとふわふわを復活させることもできます。
- ブラッシングをしてホコリ等を落とす(洗濯方法で説明した①の方法)
- 固く絞ったタオルでファーを拭く
- ドライヤーをかけながら、毛の流れに沿ってブラッシングする
あまりに汚れがひどい場合は上記の方法でも戻らないことがありますので、その際はやっぱりクリーニングに出すようにしましょう。
洗濯やクリーニング回数を減らすためにも、普段からブラッシングしてホコリを落とすなどのお手入れを行いましょうね。
まとめ
せっかくのリアルファー、やっぱりふわふわのままでずっと使いたいですよね。
私は普段は気が向いたときにブラッシングするようにして、収納前もしくは使い始める前に汚れが気になる時のみ洗濯するようにしています。
普段のお手入れが一番重要なので、一度洗濯して綺麗にしたら、しっかりブラッシングもおこないましょう~!