急なお通夜やお葬式。
喪服やバッグ、靴は準備していたとしても、ジェルネイルを急に取ることは難しいですよね。
オフするだけでもお金がかかるし、せっかくのジェルネイルを取ってしまうのももったいない・・。
また、ジェルネイルじゃなくてもネイルアートをしている場合などは、やっぱり一日だけのために取るのはもったいないですよね。
そのような場合は、葬儀当日だけネイルを隠してしまうのがおすすめです。
今回は派手なネイルを隠す方法について、まとめました。
目次
お葬式でネイルを隠すには?
お葬式やお通夜で、ネイルを隠す方法は2つです。
1.ネイルの上からベージュのネイルを塗って隠す
ジェルネイルの場合は、こちらの方法がおすすめです。
100均やコンビニなどで濃い目のベージュのネイルを買い、ジェルネイルの上から塗ります。
2度ほど塗ると、下のネイルは結構隠れますよ。
ただ、ラメが入っているネイルやツヤのあるネイルだと目立ってしまうので、マットなネイルを選ぶようにしましょう。
葬儀が終わった後はノンアセトンのネイルポリッシュで拭けば、上に塗ったネイルだけとることが出来ます。
とはいえ、ジェルネイルではなく普通のネイルを使っている場合は、この方法だとオフする際に一緒に元々のネイルもとれてしまうため、おすすめできません。
2.黒の手袋をする
葬儀に参列する際の洋装の正式なマナーのひとつに「黒手袋着用」があります。
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黒手袋をつければ指先は隠れますので、簡単に隠すことが出来ますね。
布やナイロンの手袋であれば完全に隠れるので良いのですが、普段の葬儀では手袋をつけている方が少ないので目立ってしまいます。
ネイルの色が激しい色でなければ、レースの手袋のほうが目立たず上品に見えますのでおすすめですよ。
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ただし特に仏式の葬儀の場合、少しですが外さなければいけない場面があります。
お葬式でネイルを隠すために着用する手袋のマナーは?
洋装喪服の場合、手袋着用は正式なマナーなので「キリスト教での献花」や「神道での玉串奉納」は、手袋着用のままでOKです。
ですが「仏教でのお焼香」は、手袋を外して行うのがマナーとされています。
※洋装喪服のマナーから言うと手袋着用のままお焼香しても良いはずですが、手袋のままお焼香を行う人がまずいないため、現状手袋着用でお焼香をするとマナー違反ととられてしまいます。
一瞬のことなのでそこまで見ていらっしゃる方はあまりいないと思いますが、それでも気になる場合はネイルの上塗りのほうがおすすめです。
また、地域によっては一般参列者でも通夜振る舞いを勧められます。
飲食する際は手袋を外す必要がありますので、通夜振る舞いを断ることが出来ない立場の場合や親族の場合は、やはりネイルの上塗りで隠したほうが無難です。
まとめ
故人を忍ぶ気持ちはあるとしても、せっかくのきれいなネイルを葬儀のためだけに取るのはもったいないですよね。
ネイルの上塗りや手袋でしっかり隠して、参列しましょう。
葬儀や喪服関連のお悩みについては、以下のページにまとめていますので是非合わせてご覧ください。
「葬儀や喪服関連の気になる情報まとめ」