故人が亡くなった季節が夏の場合、法事はお盆に合わせて行う場合も多いですよね。
お盆でなくても、暑い季節に行われる法事で喪服は暑いし、できるだけ涼しい服装をしたいところです。
女性であれば半袖の黒ワンピースなどで出席したいところですが、やはり法事に半袖はマナー的にNGなのかどうなのか?そもそも喪服以外でもOKなのか?気になりますよね。
お通夜や告別式ほどかっちりした服装でなくてもよさそうな気はしますが、周りの方にマナーを知らないと思われても困ります。
今回は、
法事に喪服以外で出席しても問題ないのか?
夏の場合半袖のワンピースでも問題ないのか?
また見た目に暑苦しい黒ストッキングではなく、肌色のストッキングでも良いのか?
をまとめましたので参考になれば幸いです。
目次
法事の服装 そもそも喪服を着る必要あり?
亡くなってから日が浅い1回忌の時は、夏でも喪服を着て参加される方がほとんどです。
「平服で来てください」と言われない限りは喪服やブラックフォーマルを着ていったほうが無難ではありますね。
その際は、セットの上着を一応持参しておくと良いですよ。
他の方々がワンピース1枚であれば、着なければいいだけですしね(^^)
真夏に喪服は非常に暑いですが・・、他の方がフォーマルで自分だけ違うと非常に浮きますので、特にお嫁さんなどの立場の方はちゃんとしていきましょう。
ただ、三回忌以降になると、結構服装もゆるくなってきます。
基本的には平服(略喪服)と呼ばれる
ダークな色合い(黒、グレー、濃い茶色など)のスーツやワンピース、アンサンブル
などでもOKです。
ちなみに、平服の場合でもインナーは白か黒、もしくはダークな色
アクセサリーは付けないか、パールのみ
です。
平服と言っても、カジュアルでOK!ではないので注意しましょうね。
あくまで、地味な服装です。
実際は喪服でなくても黒を着ている方がほとんどで、次に多いのがチャコールグレー。
茶色や紺はダークな色合いでもカジュアルっぽくなるためか、あまり見かけないですね。
あと、家や地域によっては3回忌以降でも絶対喪服!という場合もありますので、念のため先に略喪服でも良いのかどうか、確認したほうが良いですよ。
法事の服装 夏は半袖でも良い?
では、3回忌以降、もしくは一回忌でも平服で良いよ、と言われた場合ですが・・
基本的には、夏の法事でも冬の法事でも、服装のマナーは変わりません。
肌の露出は極力抑える必要があります。
例えば、平服に入る黒のワンピースであっても、5分袖より短い半袖や、ミニスカートはNGです。
とはいえ、半袖やノースリーブの場合は、黒やグレーなどのカーディガンやジャケットを着ればOKですよ。
実際に法事が行われる室内は冷房が効いていることも多いので、法事が行われる間だけでも上着を羽織っておくとよいですね。
ちなみに、そういう時私はユニクロの黒の薄手カーディガンを使用しています。
軽いし、安いし、バッグにも入るのでとっても便利です。
スカートは短くても膝丈(膝小僧が隠れる程度)のものにしましょう。
法事の服装 ストッキングは黒のみ?
喪服の場合ストッキングは絶対黒ですが・・では略喪服(平服)の場合はどうなの?と思いますよね。
見た目は暑苦しいですが・・やはり、平服の場合もストッキングは黒にするのが良いです。
薄手の黒ストッキングであれば自分が感じる暑さは変わりませんので、喪服の時に履く薄手の黒ストッキングを履いていきましょう。
最近ではコンビニでも売っていますね。
ちなみに、平服の場合でも靴は黒が無難です。キラキラが付いているものはNGですよ。
まとめ
夏の法事は本当に暑いですが、平服参加が可能であっても最低限のマナーを守りつつ、涼しい服装を心がけるようにしたいですね。
黒の膝丈以下ワンピース(素材がカジュアルでないもの)と黒のカーディガン、黒ストッキングがあれば、涼しさもマナーも兼ね備えた服装が出来ますので、一セット持っておくと便利ですよ(^^)
法事・葬儀関係の情報(服装含む)はこちらにまとめています
→「葬儀関係や喪服関連の気になる情報まとめ」