冬の葬儀に参列する際は、行き帰りも含めてコートが必須ですよね。
喪服に合わせるコートは黒いウールやカシミヤのシンプルなひざ下丈のコートが相応しいのですが、持っていないという方も多いのではないでしょうか。
では、黒コート以外であれば、どのような色や素材、形のコートなら良いのか?
ウール以外のトレンチコートやダウンジャケット、ダウンコートでも良いのか?等々、喪服に合わせるコートについて気になる点をまとめました。
参考になれば幸いです。
目次
喪服に合わせるコートの色や素材は?
喪服は準備していても、冠婚葬祭用のコートまでは準備されていない、という方も実は多いですよね。
ただ、お通夜にしてもお葬式にしても故人をしのぶ場でありますので、コートについてもマナーに沿ったものを着用するのが大人。
特に30代以上であれば、他の方の目も厳しくなりますので、急なことで準備ができない場合は、出来るだけ正式な服装に近いものを選んだり、他の方の目につかないような配慮をすると良いですね。
ちなみにそういう私も「冠婚葬祭用」としてのコートは持っておらず、黒のシンプルなカシミアコートを持っていますので、毎回それを着ています。
コートの色
やっぱり黒が基本です。
丈が膝上のものでも、下に喪服を着ていれば全身黒にはなりますので、黒のコートがあればそれが一番です。
どうしても黒のコートがない、という場合は濃紺やこげ茶、ダークグレーなど、出来るだけ黒に近い色のものを選びましょう。
ただし、黒や黒に近い色のコートでも、金色の金具などキラキラしたものがついているコートはNGなので注意です。
また、シンプルなコートであっても、キャメルやライトグレーなど、明るい色は避けたほうがよいですね。
どうしても明るい色のコートしかない、という場合は、最悪行き帰りだけ着て、葬儀場に着く直前に脱ぎ、すぐにクロークに預けるようにしましょう。
コートの素材
毛皮や革など生き物の皮製のコートは、殺生を意味するためNGです。
こちらは色が黒であってもNGなので、注意しましょう。
ウールでも、もこもこしたコートなど、カジュアルに見える素材は避けます。
ポリエステルは、光沢がなければOKです。
喪服にトレンチコートは大丈夫?
トレンチコートは基本的には避けたほうが良いですが、最近は着ている方も多くみられます。
ただ、色は基本黒(もしくは濃紺)で、色がベージュのように明るいものや金具が派手なものは避けたほうが良いですね。
喪服にダウンジャケット、ダウンコートは大丈夫?
ダウンジャケットやダウンコートはカジュアル衣料なので、黒であっても避けたほうが良いです。(黒以外の色、つるつるしている素材は特に避けます)
ただ、雪が多いような寒い地域の場合は、着用して問題ないところもあるようですので、寒い地域にお住いの方は、家族に確認されたほうが良いですね。
都心部や、寒い地域以外の方は、やはり避けましょう。
まとめ
お通夜やお葬式などは急な事なので、すぐに黒のコートを準備するのはなかなか難しいですよね。
もし今回の葬儀は他のコートで代用したとしても、今後のために、出来れば以下のような黒のシンプルなコート(ひざ丈~ひざ下丈)を準備されることをおすすめします。
安くで手に入れたいのであれば、メルカリなどのフリマアプリ、オークション、リサイクルショップを利用して手に入れるのもおすすめです。
デザインにこだわらず冠婚葬祭用と割り切って探せば、かなり安いお値段で手に入れることが出来ますよ^^
今回の葬儀が終わったら、是非探してみてください。
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葬儀や喪服関連のお悩みについては、以下のページにもまとめていますので是非合わせてご覧ください。
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