子供ができるまでその名前すら知っている人が少ないと言われている『手足口病』。
私も子供ができるまでは聞きなれない病気でした。
保育園や幼稚園で流行りだした!という話を聞いたとき、どう予防すればいいのか気になりますよね。
今回は、手足口病の潜伏期間やうつる期間、感染した子と接触した場合でも大丈夫?予防法は?という点についてまとめました。
目次
手足口病の潜伏期間やうつる期間は?
手足口病とは、風邪と同じウイルス性の病気で感染する恐れがあります。
症状として発熱・のどの痛み・手足の発疹、口内炎の症状があります。
大人もかかりますが、乳幼児がよくかかる病気のひとつで、保育園や幼稚園で毎年流行が見られます。
ではまず、潜伏期間からみていきましょう!
【潜伏期間は?】
潜伏期間は2日~5日とされていて、人によってその期間にバラつきがあります。
【うつる期間は?】
発症してから(発熱・のどや口の痛み、手や足の発疹、口内炎などの症状などが出てから)、1週間から10日間が感染期間だと言われていて、その期間中これらの症状は続きます。
また厳密には、このウイルスが完全に体外に排出されるには潜伏期間から1か月という見方もされています。
つまり、熱があったり手足の水泡があったりする期間だけでなく、水泡などが治って元気になっても1か月程度は他の人に移す(うつされる)可能性があるということです。
手足口病 近くにかかった子がいた場合でも大丈夫?
手足口病は文部科学省発表の『出席停止感染症第3種』からは外されていますので、出席禁止にはなりません。
しかしそれはあくまでも公的な規定がないというだけのこと。
もちろん、保育園や幼稚園などによっては「症状が改善するまでは登園を控えてください」「医師による登園許可書が必要」と定めていることもあります。
ただ、それでももちろんウイルスが完全になくなるまでの1か月出席停止、ということはあり得ないですよね。
手足口病が流行りだすと、何人ものお子様が感染しますので、ウイルスから完全に遮断する、というのはなかなか正直難しいのが事実です(涙)
でも、ママとしては症状が落ち着いていたとしても、ウイルスを持っているお子さんが出席していたら自分の子供にうつらないか、不安に思いますよね。
感染者と接触しても、絶対に感染するということはないですが、やはり感染の可能性は高くなってしまいます。
ウイルスを完全に遮断することが難しいとすると、やはりしっかり予防していくしか方法はありません。
手足口病の予防法は?
手足口病の感染は、くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染する「飛沫感染」と、唾液や鼻水がついたおもちゃの貸し借りなど、手が触れることで感染する「接触感染」が主な感染経路です。
子供がくしゃみをしていたり、おもちゃをなめたり、など、どちらも保育園や幼稚園ではよくある光景ですよね。
それを防ぐには、やはりこまめなうがいと手洗い。
そして、マスクも有効です。
あまりに病気が流行っている時期であれば、マスクをしていったほうが予防力はUPしますね。
排泄物からも感染しますので、特にトイレに行った後はしっかり手洗いすることも大事です。
まとめ
手足口病は、基本出席停止のない病気ですし、水泡があったとしても熱やのどの痛みなどの状態が落ち着いて、子供が元気になったら登園させるという親がほとんどです。
お友達に水泡があるうちは極力近づかないように!など言っても、子供には全く通じませんよね^^;
なかなか完全遮断ができないウイルスではありますが、うがい手洗いなどの基本的な予防を行うだけでも効果はありますので、病気が流行る時期だけでなく、いつもからうがい手洗いなど行っておきましょう!
また、ウイルスに負けない身体にするよう、普段から免疫力を高めておくのも良いですね。
子供用のサプリは、飲んだりするものより、お菓子タイプのほうがおすすめです。