顔にアトピーの症状があると、基礎化粧品選びが大変ですよね。
アトピー用の良い化粧水や乳液なども
たくさん販売されていますが、
どれも高額なのがたまにきず・・。
管理人もアトピーなので、
色々アトピー用の基礎化粧品を試しましたが、
安く作成出来て色々試せたのはやはり手作りの化粧水!
今回は、手作り化粧水のレシピだけでなく、
手作り化粧水は本当にアトピーの肌に良いのか、
保湿は必要ないのか、などについてまとめました。
アトピーで基礎化粧品選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
手作り化粧水はアトピーに効く?
手作り化粧水は美肌水とも呼ばれており、
一時期TVの影響などでとても流行りましたよね。
1年分の材料を買っても1,000円未満~2,000円程度、と、とっても安いのが魅力です。
市販の化粧水のように
たくさんの成分が入っていないので
安心感もありますが
合う合わない、効く効かないは
残念ながら人にもよります。
ただし、手作り化粧水の場合、
自分で材料の量を調節が可能です。
最初に作った分量ではあわなくても
色々試していくうちに自分にあった分量を探せるのも、手作りの良さです。
市販の化粧水や乳液の場合、
買って合わなかったからと言って
捨てるにはちょっと高額すぎますが、
手作りのものは一本に換算すると
数十円程度なので、市販のものに比べれば
惜しげもなく捨てることもできますよ(笑)
ちなみに、管理人の場合は、
量などアレンジは加えましたが、
手作り化粧水(美肌水)合いました。
元々身体にしかアトピーが出ていなかったのですが、
ストレスのせいか20代後半顔にも発症し・・。(今は身体のみ)
皮膚科でしか売っていない基礎化粧品や、
大手メーカーから出ているアトピー用の
基礎化粧品を使うと状態が良くなるのですが、
なにせ高いので、次にまた安い化粧水や乳液に戻すと、
肌も元に戻るという繰り返しでした。
そこで手作り化粧水を作ったのですが、
最初に作る手間が必要なだけで、
肌はだいぶ綺麗になりましたよ。
手作り化粧水の作り方や注意点は?
手作り化粧水(美肌水)の作り方はとっても簡単です。
☆手作り化粧水(美肌水)の作り方
① 原液を作ります
【原液の材料・分量(基本)】
・水道水 200cc
・尿素 50g
・グリセリン 小さじ1
・容器 空きペットボトルや瓶など
まず水道水と尿素を容器に入れ、
尿素が溶けるまでよく混ぜます。
その後、グリセリンを入れて、
再度よく混ぜると、
原液の出来上がりです。簡単ですね^^
原液を作る際の注意点
☆水はペットボトルの水ではなく、必ず水道水を使ってください。水道水に含まれる微量の塩素が防腐剤の役割を果たします
☆尿素は安い園芸用でも良いのですが、出来れば化粧品用として販売されているもののほうが良いです
☆容器は何でも良いのですが、必ず綺麗に洗ったものを乾燥させてから使ってください。でないとカビが生える危険性もあります。
☆グリセリンや化粧水用の尿素は、お近くの薬局でも手に入ります(店頭には出していない可能性もあるので、お店の方に聞いてください)が、ない場合はインターネットでも購入可能です。
グリセリン
化粧品用尿素
② 原液を薄めます
①で作成した原液をスプレーボトルに入れ、約10倍に薄めます。
スプレーボトルは、可愛いもののほうが気分が上がりますよ^^
☆手作り化粧水(美肌水)の注意点
- 原液、薄めた化粧水共に、必ず冷蔵庫で保管してください。
- 消費期限は、原液が6か月程度、薄めた化粧水は1か月程度です。ただ、においや色が今までと違う、など変化が現れた場合は、期限内でも廃棄しましょう。
- 原液は絶対に顔につけないでください。
- 顔が非常に荒れている場合などは、10倍に希釈したものでも刺激が強く更に荒れる可能性もあります。その際は使用せず先に薬で治療するか、20倍程度に薄めるなどして使ってください。
- 使い始めて肌が荒れたという場合は、必ず一旦使用を中止してください。
最初、基本の分量で作ってみて
肌に合わなかった方は
一旦使用を中止して肌が落ち着いた後、
もう少し薄く希釈して使ってみる、
もしくは尿素の量を半分(orなし)にして
原液を作成してみる、など、
色々試してみてくださいね。
あと、管理人は冷蔵庫から出したまま忘れてしまい
作り直し、ということがよくありました・・。
皆様はご注意ください^^;
手作り化粧水を使った場合の保湿はどうする?
手作り化粧水だけでもしっとりはしますが、
アトピーにとって乾燥は天敵なので
やはり保湿は行ったほうが良いです。
おすすめはオイル。
- オリーブオイル
- 馬油
- ホホバオイル
など、純度の高いオイルを使うのがおすすめです。
ただ、どのオイルに関しても共通するのが
つけすぎない事!
つけすぎるとニキビの原因にもなります。
少しのオイルを手で温めて伸ばしてから
薄ーく顔につけましょう。
夏など、どうしてもオイルをつけると
ベタベタしすぎる、という場合は
目元や口元、頬だけに塗るのも良いですね。
まとめ
アトピーだと、化粧品など
色々気を使わないといけなくて
大変だしお金もかかりますよね。
基礎化粧品だけでも自分で手作りして、節約しましょう!
(ただし、医師から化粧水や乳液の使用について指導がある場合は、そちらに従ってくださいね)