3月末に、新生活を控えてお引越し、という方も多いですよね。
引っ越しの日、引っ越し業者の方に心付け(チップ)や差し入れを準備しなければいけないかどうか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、引っ越しの際、作業員の方に心付けや差し入れを渡す必要があるのか、渡すとしたら何をどのタイミングで渡すのか、シチュエーション別にまとめてみました。
参考になれば幸いです。
目次
引越し業者への心付けや差し入れはそもそも必要?
引っ越し業者への心付けや差し入れは、必要か不要かで言うと、実は不要です。
元々、引っ越し時の心付けや差し入れというのは、引っ越し業者がまだ少なかった時代、引っ越しを無償で手伝ってくれた近所の方や知り合いの方などに、お礼としてお渡ししていたものです。
現在引っ越し業者に依頼する場合、引っ越し料金の中に、作業代金ももちろん含まれていますので、別に何かお渡しする必要はありません。
大手の業者の中には、チップなどの謝礼は受け取らない様にと指導されているところもあります。
とは言え、何かお渡ししたほうが、快く仕事をしてくれるのでは?と思われる場合は、現金ではなく、休憩時間にペットボトルの飲料等を差し入れるだけでも充分です。
また、引っ越しの時間がお昼ご飯の時間帯にかかるようであれば、当日作業員が来た際に「お昼は準備されていますか?まだであればこちらで準備しますよ」と聞いてみるのもいいですね。
準備されていない方も多いので、その際はお弁当を出すと喜ばれます。
なお、基本不要な現金での心付けですが、状況によっては渡したほうが良いかな、という場合もありますので、以下にまとめました。
引越し業者への心付けを渡すタイミングと金額は?状況別にご案内
現在の傾向として、引っ越し業者の方に何かしら差し入れを行う方の割合は約50%と半数程度のようです。
その中でも、現金をお渡しするのは10%~20%(若い年代ほど低い)と、思ったより少ないのではないでしょうか。
心付けを行ったほうが良い(行っても良い)というシチュエーションは、例えば、階数があるのに階段しかない、搬入搬出口が狭くて作業がしづらい、重たいものがやたらと多い、など、通常の作業より明らかに大変そう、という場合です。
その場合は「少し大変な作業ですが、よろしくお願いします」の意味を込めて、先に心付けをお渡しします。
金額は、一人1,000円が相場です(ただ、もちろん絶対必要というものではないですよ)
また、特に難しい引っ越しでなければ心付けはそもそも不要ですが、もし、作業が思ったより丁寧、など、作業員の仕事に感動した場合は、最後にチップとして現金をお渡しするのもありですね。
私も、以前作業員のサービスに感動した際、渡すつもりでなかった現金を一人につき1000円お渡ししました。
その時は袋を準備していなかったので、ティッシュに包んでお渡ししましたが^^;
もし、作業によってはチップをお渡ししたいな、と思っている方は、念のためポチ袋や綺麗な1000円札を準備しておくと良いですね。
また、現金以外の飲料やお弁当などの差し入れを渡すタイミングとしては、休憩中にお渡しするのが基本です。
缶コーヒーなどは、その場で飲み切らないといけないため、ペットボトルのお茶が良いですね。
ジュースは好みもあるので出来れば避けたほうが良いですが、汗を大量にかく時期であれば、ポカリスエットなどのイオン飲料もおすすめです。
私は過去何度か引っ越しした際、現金の心付けは渡す時もあれば渡さない時もありましたが、やっぱり重たいものを持ったりしてくださっているので、飲料の差し入れだけは毎回行いました。
あとは、移動中に食べられるようなゼリー飲料やカロリーメイトなどをプラスすることもありましたよ^^
まとめ
何かと気になる引っ越し業者への謝礼ですが、状況に応じて、ということで必ずしも必須ではありません。
ただ、当日やっぱりあげたほうがいいかも!となった時のために、飲料やポチ袋、1000円札の準備だけしておくと、気が楽ですよ。
ちゃんとした業者であれば、心付けや差し入れに応じて引っ越し作業の良し悪しが変わることは無いので、感謝の気持ちに応じて、お渡しするようにしましょう。
良い引っ越しが出来て、気持ち良く新しいスタートがきれるよう祈っています^^