綺麗な色のインポートの洋服、とてもきれいですが、特に綿素材の濃い色のインポート生地は必ずと言っていいほど激しく色落ちしますよね。
間違えて他のものと一緒に洗ってしまうと、色移りしてしまい大変なことになります。
ただ、いつまでもそれだけ単独で洗うのもめんどくさいですよね。
実は、色落ちする綿素材の生地も最初にひと手間かけることで、他のものと一緒に洗うことが出来るんです。
今回は、色移りを防ぐために、生地を最初に洗う際に行ったほうが良いこと、また生地の色落ちを防ぐ方法、またどのくらい洗えば他のものと一緒に洗えるのか、まとめました。
色物洋服を選択する際の参考になれば、幸いです。
目次
色物の洗濯、初めて行う場合に必ず行うべき事は?
色落ちしたものが他の洋服についてしまうと、なかなか取れないので困ってしまいますよね。
リネンやコットン素材の濃い色の洋服を洗濯する際は、最初に色落ちするかどうかを確認して、色落ちする素材であれば、まず最初に色を落としきってあげます。
そうすることで次からほとんど色落ちしなくなりますので、色物の洋服を最初に選択する際は是非行ってあげてください。
最初に色を落とす方法
① 色落ちするかどうか、お湯(もしくは洗剤を入れたお湯)に漬けて確認
② 色落ちする素材であれば、洗剤をとかしたお湯(50℃以上)に洋服をしっかり漬けて、箸などで素早くかき混ぜます。あまりやり過ぎると色が落ちすぎるので、手早く行ってください。
③ 色が落ちたお湯を捨てて、色がでなくなるまで水ですすぎます。
色物の洗濯、色移り防止法は?
最初にしっかり色を落としてあげれば、次から色が濃いもの同士であれば一緒に洗うことが出来ます。
ただ、水温が高いと色が抜けて色移りしてしまいますので、水温は熱くても30度まで。
ネットに入れて洗濯すると、より色移りが防げて安心です。
また、洗濯時に塩を入れるのも、色落ち防止としては効果的ですよ。
塩の量は水1リットルにつき大さじ1杯程度。しっかり溶かしてから入れましょう。
色物は何回洗えば色移りせず他のものと一緒に洗える?
最初の処理をしっかり行えば、色移りはほとんどない状態になりますが、気になるようであれば3回程度単品で洗ってからだと、特に安心ですよ。
ただ、色落ちがほとんどなくなったと言っても、やはり白~色の薄い衣類と一緒に洗うのは避けましょう。
色物は色物、白物は白物、と分けて洗濯するのをおすすめします。
まとめ
せっかくのお気に入りの洋服でも、単品洗いが必要であればめんどくさくなってなかなか着なくなりますよね。
最初のひと手間を行うだけで、他の色物とであれば一緒に洗うことが出来るようになりますので、ぜひ試してみてください。
洗濯が楽になると、着るのも楽しくなりますよね!