最近では、幼稚園のうちから体操教室に入れる方も多いですよね。
我が家も子供たちを通わせています。
ちなみに通っている体操教室では
体育全般に関わる技術を教えてくれています(一般的にはこちらのタイプが多いかな?)
ただ、小学校に入れば体育の授業があるのだし、
就学前から体操教室に入れるメリットはあるのかしら?と
お考えの方もいらっしゃいますよね。
体操教室も安くはないので
そう考えるのもわかります。
ですが
小学校に入ると体育の授業があるからこそ!
就学前に体操教室に入ることをオススメしたいのです。
その理由と効果を今回はお話致しますね。
目次
幼稚園から体操教室に通ったほうが良い理由は?
我が家には現在、小学生と中学生の子供がいます。
上の子が小学校に入ってまずビックリしたのは
体育の授業ではごく基本的なことを教えるのみで
後は子供の能力に合わせて
自由に取り組ませているということです。
「子どもの能力に合わせて自由に取り組ませている」というと、
何となく適切な指導のように聞こえますが
私の感想としては『放置』以外の何物でもありませんでした。
上の子が小学校1年生の時に実際に体験したことですが
体育の授業で鉄棒を行った際に
教師からは「はい前回りして」と言われるだけで
出来ない子供に対するフォローはなく
鉄棒から頭から転落するという事故がありました。
もちろん、全員がこのような指導をしているわけではないと思いますし
今では全体的に改善されているのかもしれません。
が、ある程度の運動能力を身に着けておかないと
重大な事故につながる可能性もあると実感しました。
ズバ抜けた運動能力を身に着けるというよりは、
正しい運動の仕方を身に着けるために
幼稚園のうちから体操教室に通ったほうがよいと思います。
幼稚園から体操教室に通うとどんな効果がある?
正しい運動の仕方を身に着けることが出来るので
やはり全般的に運動能力が高まるという効果があります。
たとえば、
短距離走では腕の振り方が意外と大事ですが
学校では正しい腕の振り方を教えることはあまりないと思います。
我が家がお世話になっている体操教室では
腕の振り方や脚の上げ方という
走るときの姿勢全般をきめ細やかに教えてくれます。
(そのおかげか、年中時に既に8秒台で走れていました)
跳び箱ではふみきり版の使い方を最初にしっかり教え、
検定に合格してから跳び箱を跳ばせています。
また、マット運動では
傾斜のあるマットで転がる感覚を身につけさせています。
この感覚をしっかり覚えこませることで
腕の力で転がるのではなく、
身体をしっかりまるめて転がるという
正しい転がり方を身に着けることが出来ます。
このように、正しい方法を身に着けることで
技能も高まりますし、
何よりも安全に運動を楽しむことが出来るようになりますよ!
まとめ
我が家の場合は
上の子が鉄棒でケガをして以来、
本人も鉄棒がすっかり怖くなってしまいました。
残念なことに学校でも事故後のフォローは無く、
むしろ「前回りも出来ないんですか」と
入学前に出来るようにしておかないほうが悪いという雰囲気でした。。
そのため、次男と三男は
就学前から体操教室に通わせることにしたのですが、
通ってみて分かったのは
『体操教室は運動の基本をきちんと教えてくれる』
ということでした。
運動の基本を身に着けるというのは、本当に大切なことだと思います。
お子様も体操に興味を持っているのであれば、
ぜひ体験教室、まずは見学から参加してみると良いですよ!