ママ達が子供の頃もたまにインフルエンザで学級閉鎖なんて事があったのではないでしょうか。
ただ、当時はそんなに流行していたという記憶はなかったような気がします。
しかし、近年シーズンになると毎年のように「今年はA型が流行っている」や「B型はこんな症状が出るらしい」などテレビで連日放送され、また「新型が…」なんていう話もちらほら聞くようになりました。
インフルエンザは以前よりもずっと身近でかかりやすい病となっているようです。
今回はそんなインフルエンザの対策、予防接種についてとその時期についてご紹介したいと思います。
目次
幼稚園に行き始めたらインフルエンザの予防接種は受けたほうが良い?
お子さんがインフルエンザデビューすると言えば、ほぼ確実に幼稚園が最初の洗礼となるでしょう。
今まで、公園や支援センターへは行っていたのにかからなかったというお子さんでも、長時間大人数が同じ空間にいる幼稚園ではかかってしまったというお子さんは多いです。
毎年、幼稚園のおよそ1/3程のクラスで学級閉鎖が起こるというのが個人的な体感としてありますが、園全体の閉鎖という事はほとんど聞かれません。
ただ、インフルエンザは一つのクラスで流行し学級閉鎖が出ると、そこから同じバスの子がかかりはじめ他のクラス。
または学年活動の後に学年で急に流行りだした・・、異学年交流活動によって他学年でも流行・・など行事や登園ルートによって様々な方向からじわじわと流行してくるものです。
インフルエンザにかからないようにマスクをして手洗いうがいを徹底して、消毒をして…と対策をとっていても流行期間も長期間に及ぶので実際の所、油断をしてしまう場合も多いのです。
そんな事から、インフルエンザの予防接種を受けるという方の一番の理由は、この長期間の流行をピリピリとせずに安心したいからという保険的な役割として受けている事が多いです。
インフルエンザの予防接種は、残念ながら注射をすれば今年はかからないというものではありません。
受けておけば万が一かかっても症状が軽く済むという、症状緩和の為に受けているというイメージでしょうか。
個人的にも確かに予防接種をした年の方が、かかりにくかったり重症化しにくかったりしたと思います。
ただし、この予防接種は実費になりお値段も医療機関によって差が大きく出ますが、1回2,000~3,000円と高額になります。
しかも、子供に関しては期間をあけて2回の予防接種を推奨している所も多いです。
高額なお金をかけてもインフルエンザにかかってしまうという場合もある事から、予防接種を絶対に受けた方が良いとも、受けなくても良いとも決定は出来かねるというのが実際のママ達の正直な気持ちでしょう。
毎年確実に受けているという方もいますし、「今年は受けた」「今年はやめてみた」と毎年悩んで決めているママも多いのが現状です。
インフルエンザの予防接種を受けるのに適切な時期は?
受ける時期についてもママの毎年悩むポイントですよね。
インフルエンザの予防接種は例年10月位から接種は始まりますが、10月から受けられるといっても、実際に受ける人は10月後半から11月位という方が多いです。
12月に第一波の流行が来ることが多いためそれに効果を合わせる為です。
インフルエンザ流行のピークに予防接種の効果のピークを持ってこられる事ができればベストですが、それを予測するのはほぼ不可能ですよね。
2017年を例に挙げてみましょう。
1月の末ごろA型が流行、そのまま終わることなく2月に入りB型が流行し、ここで学級閉鎖が大量にでました。
そしてやっとおさまってきたと油断していた4月、まさかのB型再流行・・。
通常通りの予定で予防接種を受けていた子供たちはこの最後の流行でインフルエンザにかかっている子が多く、もれなく我が家もかかってしまいました。
毎年の傾向で予測を付けて受ける事は出来ますが、あくまで可能性の問題という事です。
予防接種は、あくまでかかる可能性を低く、かかっても症状を軽くする為の安心材料です!
いかがでしたか?
インフルエンザの予防接種は毎年ママ達が悩むポイントですし、ここで受ければ確実にかからないというものでもありません。
ですから、受ける事で少しでも可能性が低くなる、かかっても症状が軽く済めば…という安心材料と、実費での高額な摂取代や病院へ2回も行くという手間など、その辺の兼ね合いによって判断されている事が多いと思います。
また、かかりつけの小児科さんに今年の傾向を聞いてみたりするのも判断の一つになると思いますのでお勧めです。
人気の小児科などは8月位の時点で予約を閉め切ってしまう所もありますので、あらかじめ問い合わせてみてくださいね。