マウス症候群という名前を聞いたことがありますか?
マウスを使っていて、よく腱鞘炎になるんだよね~というあなた、もしかしたらマウス症候群かもしれませんよ。
今回は、マウス症候群とは何か?病院に行く場合何科に行けばよいのか、どのような予防や対策を獲ったら良いのか、をまとめました。
目次
マウス症候群とは何?症状は?
マウス症候群とは「マウス腱鞘炎」とも呼ばれ、その名の通りマウスを使うことによって起こる障害の一つで、「反復性ストレス障害(RSI)」にあたります。
長時間同じ姿勢で手首を固定したまま、同じような操作ばかりすることで負荷がかかるんですね。
症状は
・重度の肩こり
・頭痛
・首から肩、肩から腕、腕から手首、手首から指にかけてのしびれ、痛み
・腕のだるさ
・目の疲れ、視力低下
などが挙げられます。
毎日長時間パソコンを使用している、座っている時の姿勢が悪い、電話を耳に挟んだままマウス操作する(とても良くないです)等に心あたりのある方で、上記症状が出ている方は、マウス症候群の可能性があります。
マウス症候群の場合、病院は何科に行けばよい?
病院の場合は整形外科になりますが、整形外科ではマウス症候群(マウス腱鞘炎)と言われることは少なく、他の病名で診断を受けることが多いようです。
ただ、腱鞘炎の治療自体は整形外科になりますので、まずは整形外科に行き、症状を見ていただいた上で、正しい治療(湿布、温熱治療、投薬、注射、手術など)を受けることが第一です。
あまり状態がひどくない場合は接骨院やカイロプラクティックで対応頂くのも良いですが、なかなか治らない場合はやはり一度病院で詳しく検査したほうが良いですね。
マウス症候群の対処と予防対策は?
マウス症候群ではないか?と疑われる場合は、病院に行くのももちろんですが、まず患部を休ませることもポイントです。
・PCの使用を控える
・患部を暖める
・湿布を利用する
・サポーターを付ける
など、出来るだけ無理をしないようにしましょう。
また、予防と対策としては
・マウスをはじめ、PC使用環境を見直す
・腱鞘炎予防のグッズを使う
・腱鞘炎予防のストレッチを行う
などがあります。
予防対策については、詳しくこちらの記事にまとめていますので、ぜひ合わせてみてください。
→「マウスによる腱鞘炎を予防するには?おすすめグッズやストレッチをご紹介」
まとめ
聞きなれない「マウス症候群」ですが、PCで作業する私たちにとっては避けて通れない症状ですよね。
出来るだけ予防対策しながらも、もしなってしまったら病院に行き、適切な処置をしていただきましょう。