インスタントコーヒーって、家や会社で飲むには手軽で良いですよね。
でも、すぐ香りが飛んじゃったり、風味が落ちちゃったりするのが難点・・。
ただ、最初にインスタントコーヒーの瓶を開ける時にちょっと工夫したり、保存法を変えるだけで、いつまでも美味しく飲むことが出来るんです。
今回は、風味を長持ちさせるための正しいインスタントコーヒーの開け方と、保存方法についてまとめました。
目次
インスタントコーヒーをいつまでも美味しく!正しい蓋の開け方は?
インスタントコーヒーの瓶を開けると、空気が入らない様に内蓋がついていますよね。
使い始める時は、もちろんこの内蓋をはがすのですが、この剥がし方によって、その後のインスタントコーヒーの風味が変わってしまうんです!
よくやる剥がし方は、
① 一部を剥がす
② 全部剥がす
のどちらかですよね。
ですが「①一部をはがす」では、紙の厚みの分、プラスチックの蓋の部分と瓶の間に隙間ができてしまい、そこから湿気が入ってしまいます。
インスタントコーヒーは湿気に弱いため、湿気が入ることで、傷んでしまい、味も香りもすぐに落ちてしまいます。
であれば「②全部剥がす」が正しい剥がし方と思いますよね。
確かに、全部剥がすとガタガタはなくなりますが、紙を全部剥いだ分、本当に少しですがその分のすき間ができ、空気の出入りが出来るようになってしまうため、影響を受け酸化しやすくなってしまいます。
正しい内蓋の剥がし方
実は、正しい中蓋の開け方は「真ん中だけ少し開ける」です。
フォークやナイフでちょっと穴をあけ、そこから少しずつ広げると綺麗に開けられますよ。
周りの紙を残した状態にすることで、購入した時と同じくしっかり蓋がしまる状態になって、空気や湿気による影響を受けにくくなります。
飲む際に瓶を開けるときも、全部剥がしているのと、真ん中の一部だけ剥がしているのでは、一部だけのほうが湿気の影響を受けにくいです。
その分、香りや風味が損なわれるスピードが遅くなるので、長く美味しさを保つことが出来るんですよ^^
インスタントコーヒーをいつまでも美味しく!正しい保存方法は?
せっかく正しく中蓋を開けても、湿気の多い場所に保管していたら、どうしてもすぐに傷んでしまいますよね。
一番良い保存先は「冷凍庫」です。
湿気を防ぐとともに、もともとコーヒーは低温保存のほうが劣化速度が遅いという性質があるため「冷凍庫」が一番適しています。
ただ、冷凍庫から出した後出しっぱなしにすると、温度の変化で結露が出来すぐに湿気てしまうため、使う時は冷凍庫から出して、使ったらすぐに冷凍庫に戻す!というのは徹底しましょう。
会社だから冷凍庫は使えない、という場合は、直射日光が当たらない、出来るだけ低温で湿気の少なそうな場所に保管するようにすると良いですね(給湯室ではなく、自分の机の中など)。
まとめ
インスタントコーヒーと言えども、出来ればいつまでも美味しく飲みたいですよね。
今回の開け方や保存方法は非常に簡単なので、ぜひ今度新しい瓶を買った際には試してみてください。
ただ、正しい開け方や保存方法を守っても、数か月たてばやはり風味は落ちますので、飲む頻度が少ない場合は小さめの瓶を買うのがおすすめですよ^^