新年に頂く年賀状は、楽しみなものですよね。
ですが・・出していなかった方から年賀状が届いた場合は、非常に焦りませんか?
一言お詫びを入れるべきなのか、お詫びは入れず新年のあいさつのみすればよいのか・・、分からないことが多いですよね。
特に上司など目上の方の場合は、失礼に当たらないよう気を付けることが必要です。
今回は、年賀状を出していなかったお友達や上司から年賀状が来た場合、どのように対応すればよいのかについてまとめました。
目次
年賀状を出していない人から年賀状が来たらどう対応すべき?
年賀状を出していなかった方から年賀状が届いた時、理由に関わらず、必ず返信することが一番重要です。
また、とにかく出来るだけ早く返信するというのも重要ですが、返信する際気を付けていただきたいのは日付。
年賀状は松の内(1月7日)までに出す必要があります。
(関西では1月15日という地域もあります)
午後3時を過ぎると消印は翌日の消印になりますので、年賀状として送りたい場合は、最低でも7日の午前中までには出すようにしましょう。
尚、ポストの収集時間によっては、もっと早く出す必要がありますので注意です。
返事が松の内を過ぎてしまう場合や、喪中のため松の内に年賀状を送れないという場合は、1月8日以降に「寒中見舞い」として送りましょう。
年賀状を出していなかった方への返信にお詫び文は入れるべき?文例は?
年賀状を頂いた後に、年賀状や寒中見舞いを出す場合、お詫び文を入れる必要があるのか、というのも気になるところですよね。
まず、基本は年賀状の差出人が、目上の方か、そうでないか、によって分かれます。
上司など目上の方から年賀状を頂いた場合
・喪中以外の場合
基本、上司やお世話になっている方のような目上の方には、年賀状を出さなかったお詫び文を入れるのはマナー違反です。
そもそも、年賀状は、本来目下から目上の方に年始のご挨拶を行うものを簡略化したものになります。
そのため、先に目上の方からご挨拶を頂いてしまい、更に遅れたことをお詫びする、というのは更なるマナー違反になります。
あくまで、最初から年賀状を出していました、というスタンスで送るのが良いですね。
そのため、返信の年賀状に書く文章も、通常の新年のご挨拶で構いません。
また、会社の上司の場合、返信の年賀状が上司宅に届くより先に、直接会うこともあるかもしれません。
その際も通常の年始のご挨拶を行い、年賀状を頂いたお礼を述べる程度にしておくのがベストです。
(最初から年賀状を出していた、というスタンスのため)
・喪中の場合
目上の方であっても喪中だったことをお伝えし、喪中欠礼はがきを出せなかったことをお詫びしても問題ありません。
その場合の寒中見舞いの例文は以下です。「賀」や「おめでとう」などの、おめでたい言葉や表現は避けたり、言い換えたりします。
寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧なお年始状をいただきありがとうございました。
昨年○月に○○が永眠し 年頭のご挨拶を控えさせていただきました。
ご連絡が行き届かず 誠に失礼いたしました。
今年も変わらぬお付きあいの程 どうぞよろしくお願い致します。
平成〇〇年1月
同僚や友達など、目上の方以外の場合
・喪中以外の場合
頂いた年賀状に対し、「年賀状ありがとうございました」や「年賀状を送るのが遅くなってすみません」などのお詫び文を入れても問題はありません。
・喪中の場合
目上の方同様、喪中だったことをお伝えし、喪中欠礼はがきを出さなかったことのお詫びを記載します。
友達や同僚など、相手との関係性に応じて軽い文章で書いても問題ないのですが、やはり「賀」や「おめでとう」などの、おめでたい言葉や表現は避るようにしましょう。
まとめ
出す前も色々準備が大変な年賀状ですが、実際頂いた後も、自分が出した相手と頂いた相手で相違がないかどうかチェックするのも大変ですよね。
今回出していなかったのに頂いた方は、次に出し忘れないよう、しっかり年賀状リストに追加しておいてくださいね!
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