喪中に七五三のお参りをしても大丈夫?お参り可能な時期はいつから?鳥居をくぐってはだめ?

投稿日:2016年7月15日 更新日:

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1年以内に身内の方がなくなった場合は「喪中」として、お祝い事を行ったり神社に参拝するのは避けるようにと言われていますよね。

では、その期間に子供の七五三が重なった場合、神社にお参りしても良いのでしょうか。
結婚式などと違い、七五三は来年に回すことができない場合もあるので、確認しておきたいところですよね。

ここでは、喪中期間中に七五三のお参りをしても良いのか?またその時期はいつからか?についてまとめました。
他、参拝時に気になる「喪中期間は神社の鳥居をくぐってはだめなのか?」についても記載しましたので、参考にしていただければ幸いです。

喪中に七五三のお祝いをしても大丈夫?

「喪中」は1年だから、身内の方がお亡くなりになられてから1年間はお祝い事ができない、と思っている方が多いと思いますが、お祝い事を控えるのは「忌中(きちゅう)」の期間です。

忌中は個人との関係性にもよりますが、亡くなった日から四十九日を「忌中」と言い、この期間はお祝い事への出席や神社への参拝、お正月の行事を控えるようにと言われています。

そのため、故人が亡くなられてから最長でも50日以降であれば、七五三のお参りに行っても問題ないですよ。

ただ、11月15日がまだ「忌中」にあたる場合は、忌中があけた11月15日以降にお参りするか、年齢的に可能であれば翌年にお参りするか、のどちらかが良いでしょう。
七五三は11月15日ですが、現在はその前後に行う方がほとんどですし、お祝い事を延期することはいけないことではないので、11月15日をすぎてお参りしても問題はありません。

喪中に七五三のお参りをする場合、お参り可能な時期はいつから?

上述の通り、お参り可能な期間は「忌中」の期間によりますので、亡くなられた方との関係性によって、日数は違います。

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故人忌中喪中
父母50日13カ月
30日13カ月
20日90日
兄弟姉妹20日90日
祖父母30日90日
おじ・おば20日90日

子供だけではなく自分も神社に参拝するので、自分かご主人の父母(子供から見て祖父母)が亡くなられた時が一番長い50日ですね。
これが、自分やご主人の祖父母(子供から見て曾祖父母)であれば、30日後から参拝可能です。

50日と20日とでは1か月近く違いますので、関係性も考慮して、お参りできる時期を確認しましょう。

喪中に七五三のお参りに行く場合、鳥居をくぐってはだめ?

良く耳にする「喪中の1年間は鳥居をくぐってはいけない」というのも、実は喪中ではなく「忌中」です。

そのため、正確には「”忌中の期間”は鳥居をくぐってはいけない」となります。

これは、単に鳥居をくぐってはいけない、というだけではなく、神社への参拝自体を避ける、という意味を持っています。
忌中である人は「穢れている」状態なので、神聖な神様には近づいてはいけない、ということです。

ですので、忌中を過ぎていれば鳥居をくぐってお参りしても問題ありませんよ。
ただし、鳥居の真ん中は神様の通り道なので右端や左端を歩きましょうね。(参道も同様です)

まとめ

喪中だから七五三のお参りができない!と思っていた方も、実はほとんどの方が忌中期間は過ぎていて、お参り可能なのではないでしょうか?

忌中の場合だけは基本参拝不可ですが、どうしてもその期間に行いたいという理由がある方は、一度参拝される神社に問い合わせてみるのが一番ですよ。

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