子宮内膜症の治療のひとつである腹腔鏡手術。
やってみようと思っても、なかなか踏み切れない理由の一つに、その痛みがどのくらいのものか、また傷口がどのくらい残るのか心配、ということがあげられると思います。
今回は、実際に子宮内膜症で腹腔鏡手術を行った管理人が、手術の痛みや傷跡についてまとめました。
術後5年の傷跡画像もあります。
少しでも、手術を迷っている方の、参考になれば幸いです。
目次
子宮内膜症で腹腔鏡手術を行った後の痛みは?
子宮内膜症の腹腔鏡手術は、管理人の場合全身麻酔で行いました。
もちろん手術中の痛みはなく、術後も寝ているだけの時は、痛み止めを飲んでいれば問題ない状態でした。
管理人の場合は1泊2日の入院で、翌日朝まで寝たまま尿管に管を入れていたので、どちらかというとその違和感のほうが嫌だったというか・・。
問題は、退院後の痛みですが、、これは、個人の状態(病状のひどさ)によると思います。
癒着があまり激しくない方などは、翌日から余裕で仕事復帰できるくらいの痛みしか残らないそうです。
ですが、、私の場合癒着がかなり酷く、広範囲の癒着を剥がしたためか、痛み止めを飲んでも、歩くたびに激痛が・・!
座り仕事だったので、会社には翌々日から出社します~!と余裕の発言をしていたのですが、即効電話して休みを延長しました(涙)
数日後からは、動かなければ全く痛くない。ただ、歩いたり衝撃を与えると痛みが!という状態。
結局、2週間程度はそろそろ歩きしかできなかったです。
医師曰く、私はかなりひどい状態だったそうなので(手術も広範囲で色々切ったりした)、痛みも激しいほうだったのだと思います。
とは言え、寝込んでなければいけない、というほどの痛みではないですし、痛み止めである程度コントロールは出来ますので、あまり怖がらなくて大丈夫ですよ^^
立ち仕事や動く仕事の方の場合は、念のため多めに休みを取っておくと、痛みが残った場合も気にせずゆっくり休むことが出来ますのでおすすめです。
子宮内膜症で腹腔鏡手術を行った後の傷跡は?画像あり
管理人が手術をした病院では、当時おへそ直下と両太ももの付け根近くの2か所、計3か所に穴をあけて手術しており
おへそ直下の傷が、手術直後で1cm程度。
左右太もも付け根の傷が、3~5mm程度でした。
面倒臭がりなので、術後の消毒や、テープでの処置も適当にしか行っていなかったのですが
5年経過後、左右太もも付け根の傷は探せないほどに・・・^^;
また、おへそ直下の傷も、少し離れて見るとおへそと一体化しています。
※おへそ直下の傷の画像。みっともない画像なのでリンクにしました。参照される方はお手数ですがクリックをお願いします。
穴の数や位置や大きさは病院によっても違うようですし、もともとの皮膚の色や、傷口が残りやすい体質などもあるかと思いますので
絶対に術後の傷口が目立たないという確証はないですが、ただ開腹手術に比べるとやはり傷口の大きさが全く違いますよ。
まとめ
腹腔鏡手術後の痛みや傷口は、最終的には人それぞれではありますが、痛みも傷口も身体の負担も、通常の開腹手術に比べると比較にならないくらい軽く済みます。
(帝王切開で開腹したことがあるので、その差が身に染みて分かります^^;)
私の体験が、少しでも痛みや傷跡が心配で手術を迷っている方の参考になれば幸いです。
↓手術前の管理人の病状や、手術後の経緯についてもまとめています。
「子宮内膜症で腹腔鏡手術を行い妊娠した体験や感想」
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