赤ちゃんを家にお迎えする準備、進めていますか?
真冬に出産する場合、病院から戻った後、部屋をどのように快適な状態にすればいいのか気になるところですよね。
暖房をつけて部屋を暖かくしてくださいね、と言われても、暖房を一日中つけっぱなしにしてもいいのか、それともこまめに消したりつけたりしたほうがいいのか・・・。
私も2人とも真冬の出産だったので、悩む気持ちよく分かります。
今回は、新生児の過ごす部屋では暖房をつけっぱなしにしたほうが良いのかどうか、温度・湿度はどのくらいが良いのか、乾燥対策はどのようにしたらよいのか、をまとめました。
参考になれば幸いです(^▽^)
目次
新生児が過ごす部屋の暖房はつけっぱなしでも良い?
まず、産まれたばかりの赤ちゃんはまだ体温調整がうまく出来ないため、気温と一緒に体温が上下してしまいます。
そのため、部屋が寒すぎると低体温になってしまい、命に関わる事態になる可能性もあります。
自分達は我慢できる寒さ(体温調整でカバーできる寒さ)だから大丈夫、と思わずに、暖房は必ず使って部屋を暖めてあげましょう。
生後1年未満の赤ちゃんは十分室温に気づかう必要があります。
尚、部屋が寒いからといって、衣服や布団を多めに着せたりかぶせたり、というのも、赤ちゃんをSIDS(乳幼児突然死症候群)など危険な目に合わせることにもつながるので避けましょう。
暖房をつけっぱなしにしたほうが良いのかどうか、については、地域やお住まいが一軒家かマンションなのかによっても違ってきますが、室温が赤ちゃんに適切な温度を下回っている場合は、つけっぱなしをおすすめします。
電気代節約のために、大人が寝る間だけは暖房を消すという方もいらっしゃいますよね。
でも新生児の間は夜中の授乳も多く、起きた時に寒いとママも風邪をひいてしまいますし、結局授乳時には何かしらの暖房を使うことになるため、つけっぱなしにしておいたほうが快適ですよ。
暖房器具は、ストーブやガスファンヒーターなど、危険なものや換気が必要なものは避け、エアコンやオイルヒーター、床暖房などを使うのをおすすめします。
特にオイルヒーターや床暖房は電気代が非常に高くなりますが(涙)、数か月の辛抱です。
来年1歳になる頃には、子供自身の体温調節機能が上がってきていますので、暖房の使用もいつもの冬通りに戻せますよ。
尚、床暖房やホットカーペットは、上に直接布団をひいて赤ちゃんを長時間寝かせると低温やけどになる可能性があるので、使う際はベビーベッドを使用してくださいね。
また、エアコンは風が直接赤ちゃんにあたらないようにしましょう。エアコンは空気が乾燥しがちですので、湿度調整も必要になります。
新生児が快適に過ごせる温度と湿度は?
新生児が快適に過ごせる温度と湿度は
冬場 22~23℃
湿度 40%~60%
です。
それを下回っている場合は、暖房や加湿器を使って室温や湿度を上げてあげましょう。
湿度計も100均などで安くで売っていますので、ない場合は産まれる前に必ず準備しておいたほうが良いです。
赤ちゃんには布団もかけているはずなので、実際に赤ちゃんが暑すぎるのか寒すぎるのか分からない場合は、赤ちゃんのお腹や腕、ひざ下などを触って確認しましょう。
お腹や腕、ひざ下が冷たい場合は寒すぎる可能性があります。
逆にホカホカし過ぎている場合は暑すぎる可能性もあるので、場合によって室温を調整してください。
尚、腕などは暖かく、手足だけが冷たいのであれば、寒すぎるということはありませんよ。眠ると暖かくなります。
また、産まれたばかりの赤ちゃんは皮膚も粘膜もとてもデリケートです。
湿気が足りないと鼻水が出たりして、口呼吸できない赤ちゃんはとても苦しい思いをすることになります。
お腹がいっぱいなのになかなか泣いて寝てくれない・・という場合など、鼻水で苦しくなっている可能性もありますので、その際は温度や湿度をチェックし直しましょう。
赤ちゃんだけでなく、ママやパパが風邪をひかないためにも、温度と湿度には気を配りたいですね。
新生児が過ごす部屋の乾燥対策は?
冬場はただでさえ乾燥しますが、エアコンをつけっぱなしにすると更に乾燥しますので、部屋の乾燥対策は必須です。
部屋の乾燥対策としては、赤ちゃんがいる場合、空気洗浄機能付きの加湿器を使うのが一番のおすすめです。
ただ、加湿器はちゃんと掃除をしない場合、逆に内部でカビが増殖して、そのカビをまき散らすことになってしまいますので、お手入れはちゃんとしましょう。(今から購入する場合は、お手入れが簡単なものを買うのがよいです)
空気洗浄機能付きの加湿器は高いし、できれば新たに購入したくない、という場合は、「洗濯物を部屋の中に干す」のが、簡単かつタダで出来る乾燥対策ですね。
私は一応加湿器も持っていますが、手入れするのが面倒なので、結局毎年この方法で乾燥対策しています(笑)。
お客様が来る時はちょっと困りますが・・。
ちなみに部屋干し用の柔軟剤を使うのは必須です。
もし、夜中だけは暖房を消す、という場合も、加湿だけは必ず行ってくださいね。
まとめ
真冬など、大人にも厳しい時期に赤ちゃんを迎えるとなると、とっても神経質になってしまいますよね。
電気代も気になるところですが、体温調整が出来ない新生児の間だけでも安全な暖房を常時利用して、部屋を快適な状態にしてあげましょう!
↓新生児におススメの暖房についてまとめた記事もぜひご覧ください^^
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