爪のささくれって、どうしても気になってしまって剥いだり取ったりしてしまいますよね。
でも、余計ひどくなったり血が出たり、、酷い場合には腫れて痛くなってしまうこともしばしば・・。
腫れて痛みも伴う場合、そのままにして様子を見ればよいのか、病院に行けばよいのか、何か市販薬を塗っておけばよいのか、悩みますよね。
今回は、指のささくれ部分が赤く腫れて痛くなった場合や膿を含んでいる場合の対処法や、市販薬を使って良いのかどうか、また病院へ行かなければいけないタイミングはいつか、をまとめました。
目次
爪のささくれが腫れて痛い場合の対処法は?
指爪のささむけ部分が腫れてしまうのは、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌などのばい菌が傷口から入って炎症を起こしてしまうことが大きな原因です。
なお、この状態のことを、化膿性の爪甲周囲炎(そうこうしゅういえん)もしくは爪囲炎(そういえん)と呼びます。
(症状や腫れの場所によって、ひょうそorひょうそうと呼ばれることもあります)
対処法としては、まず消毒。
自宅にある消毒液でかまいませんので、腫れているところ全体を消毒しましょう。
消毒後は清潔に保つ必要がありますので、炊事や洗濯などの手が汚れる事を行う際は、使い捨ての手袋を使うなどします。
少しの腫れであれば、消毒+清潔に保つことで自然に良くなる場合もあります。
症状が軽い場合は、液体バンソウコで患部をカバーするというのも清潔に保つためには良いですが、腫れがひどい場合や膿が出ている場合は避けたほうが良いですよ。
爪のささくれが腫れた場合、市販の塗り薬は塗っても良い?
さかむけ部分が腫れて痛い場合、どうしても薬を塗ってしまいたくなりますよね。
ただ、市販薬の場合や注意が必要です。
入りこんだ菌が、細菌なのか、カビなのか。そもそも菌が原因なのか、などがはっきりと分からない状態で、独断で市販薬を使用すると、
余計症状を悪化させてしまう可能性もありますので、出来るだけ個人の判断では使用しない様にしましょう。
もし、病院に行く暇がない、などの場合でも、薬局の薬剤師さんに相談してお薬を買うことをおすすめします。
爪のささくれ部分が腫れた場合、病院に行くタイミングは?
では、ささくれ部分が腫れて痛い場合、どのタイミングで病院へ行くのが良いか、ですが
- 腫れが酷くて痛みが激しい場合
- 膿が溜まっている、既に出ている場合
- 腫れが軽度でも、長期間治らない場合
- 薬局で薦めてもらった市販薬を塗っても治らない場合
は、その時点で皮膚科や形成外科、外科に行くことをおすすめします。
ばい菌が身体全体に回ってしまう可能性もないことはないので、あまり我慢しないほうが良いですよ。
病院では、症状によって塗り薬と飲み薬が処方されますので、医師の指示通りに使用・服薬しましょう。
まとめ
爪のさかむけの腫れや痛みって、本当に辛いですよね。
ささむけは、分かっていてもついつい触ってしまうので、繰り返すことも多いです。
腫れが治った後は、出来るだけささくれを作らないよう、予防も心がけましょう!